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商標の共存同意(コンセント)制度導入

2024-04-11 hit.44

- 商標のコンセント制度を導入する商標法の改正案は国会本会の通過 -

- 来年4月中に施行予定…中小・小商工人の安定した商標の使用が期待-

- 商標登録料の返還対象拡大など出願人のための制度も併せて改正 -


<商標共存同意制:先商標権者の同意の下で同一・類似する後願商標を登録可能>

商標法の改正案が韓国国会を通過し、「商標共存同意(コンセント)制」が導入される。これは先登録商標権者が同意すれば同一・類似の後願商標の登録が可能となる制度を指す。 現行制度の下では、先登録商標又は先願商標と同一・類似の後願商標は登録が拒絶される。統計では、商標出願の全拒絶事例のうち40%以上がその理由で拒絶され、そのうち約82%が中小企業と小規模商工人の出願した商標に該当する(22年基準).


<中小企業・小商工人の安定的な商標使用及び商標紛争防止効果の期待>

これにより、先登録類似による商標登録の拒絶が減るものと予想され、中小企業、小規模商工人の安定した商標の使用につながるものと期待されている。 また、商標の係争を未然に防止する効果も期待される。同様の制度は米国、シンガポールほか他の国でも既に施行中で、日本でも施行を目前に控えている。


<2024年4月施行...商標登録料の返還対象拡大など10前後の改善事項を含む>

また、2024年4月に施行予定の本改正案には、商標登録料の返還対象の拡大及びその他の制度改善事項が含まれており、出願人の利益保護と利便性の向上につながるものと見られている.